— OUR STORY
農園のはなし
立谷沢川の清流が流れる庄内平野の一角で、わたしたちは先代から受け継いだ田んぼと向き合い続けています。 農業を続けるとはどういうことか、土を守るとはどういうことか——その問いと一緒に、今日も田んぼに立ちます。
土と向き合う、農家の原点
わたしたちが農業を始めたのは、「食べるものは自分の目で確かめたい」という、ごく単純な思いからでした。 庄内平野は古くから米どころとして知られ、出羽三山の伏流水と昼夜の寒暖差が、 米のうま味と甘みをつくり出す恵まれた土地です。
その恵みに甘えるのではなく、土そのものを豊かにしていきたい。 堆肥を丁寧にすき込み、微生物が生きる土をつくる——それがわたしたちの農業の起点です。
一粒の米に込める、正直な仕事
農薬や化学肥料を使わない有機栽培は、手間も時間もかかります。 草を抜き、虫と共存し、天候に一喜一憂しながら——それでも収穫の日に感じる喜びは、何物にも代えられません。
わたしたちはすべての栽培区画で、使用した農薬・肥料の記録をきちんと残しています。 正直な農業を続けること。それが、食べてくださる方への誠実さだと思っています。
四季とともにある、米づくり
春の田起こしから、夏の水管理、秋の収穫、冬の土づくりまで——米農家の一年は、 田んぼとの対話で満ちています。 庄内の冬は厳しく、田んぼは深い雪に覆われますが、その厳しさが翌年の実りを準備します。
立谷沢川の清冽な水と、四季折々の気象変化が、庄内米ならではの風味をつくる。 わたしたちはその自然の営みを、できるだけ邪魔しないように、寄り添いながら仕事をしています。